
こんにちは、教える靴屋さん、コジマです?
今回は、コロナ禍で就活を頑張る就活生の皆さんの助けになるよう、東証1部上場企業で実際に採用活動を担当している人事部のHさんに話を聞きながら、
書いていきたいと思います。
就活の現状
昨今の就活では、
あえて画一性を持たせるかのように皆が同じ黒スーツを着て、黒いビジネスバッグを持ち、説明会や面接へ向かうのが当たり前になっています。
また、それもコロナ時代を迎え、自宅でパソコン越しに面接をする、リモート面接が増えてきています。
しかし、リモート面接が増えているからといって、実面接の準備を怠ってはいけません。
これからの人生を左右する面接を、ばっちり通過(合格)していくための理由と考察を東証1部上場の人事担当者のインタビューを交えながら、解説していきたいと思います。
実面接はなくならない!?
リモートが増えているとはいえ、会場へ赴き、面と向かってする実面接はなくならないと言われています。
――どうして実面接は無くならないのでしょうか?
東証1部上場 人事Hさん 「それはやはり、面と向かわないとわからない要素が多いからです。」
――では、実面接ではどんな部分を見られるのでしょうか?
東証1部上場 人事Hさん 「身だしなみや、話の間の取り方、目の合わせ方などがあげられます。やはりリモート面接では通信状況によってタイムラグが生じてしまったり、カメラの画質であまり良く見えなかったりなど、さまざまな場合があります。」
初期面接はリモート、最終面接は実面接
これは企業にもよりますが、最後は面と向かって実面接を行うことで、
リモート面接での評価が正しい評価だったかどうか、最終確認をし、合否の決定をされることが多いようです。
同じ会社で働く以上、一度も会ったことがない人に合格をだすことはできない、と企業側も考えているのではないでしょうか。
最終面接で判断される身だしなみ
では、リモート面接では大丈夫でも、
――実面接で目をつけられてしまう身だしなみの違いとは、どういった部分でしょうか?
東証1部上場 人事Hさん 「当社は営業会社ですので、声の出し方(ボリューム)、スーツのサイズ感、靴の履き方などを見ています。身だしなみについては、特段しっかりチェックしているわけではありませんが、目についてしまう部分がないかどうかを見ています。」
リモート面接では、声のボリュームは使用しているマイクの収音能力や、企業側のスピーカーの音量で決まってしまいます。
また、スーツのサイズ感も、もし入社した際には、相手先に営業に行くわけですから、身体に沿ったサイズ感が<普通>なサイズ感であることが求められる。
上記2つは、大学での面接練習や、リクルートスーツショップで確認できることだろうと思います。
間違えやすい革靴
人事Hさん曰く、
就活生が一番間違えやすいのがビジネスシューズ(革靴)なのだそうだ。
コロナによって合同説明会や集団面接の中止やリモート面接への変更により、就活生同士が出会わないような環境になってしまっている昨今。
「革靴」と聞いて、Dr.マーチンや、私服にも使えそうなオシャレ革靴を履いてきてしまう学生が増えているという。
たかが説明会、まだ面接じゃないから…と気を抜いていたりすると、そこでもうチェックされてしまっていることもあるようなので、注意してほしい。
選ぶべきは、フォーマルシューズ!
革靴にも、さまざまな種類がある。
しかし、「こと就活においては、正式な場(フォーマル)であることを意識してほしい」と東証1部上場 人事Hさんは言う。
フォーマルシューズと言うと、もちろん色は黒に限られますが、一般的に形は2種類に絞られます。
(厳密に言うと、どんな場で使うのかによって細かく分かれますが、今回は就活に的を絞ってお伝えします)
①プレーン
②ストレートチップ
一番よく見る形ですね。
この2つの形が冠婚葬祭でも使える、一番汎用性が高いタイプになります。
※近年、革靴の靴底がスニーカーのようにフラットソールになっているものがありますが、それは避けましょう。
ヒール部分が、(本当にセパレートになっていなくても大丈夫ですが)傍から見て、セパレートヒールのように見えるものを使用することが無難でオススメです。
紐を引きずって歩いていたり、カカトを踏んで型崩れしてしまっているようでは、面接内容がどんなに良くても「そんなこともできない人なのか」と思われてしまいますので、普段から注意してくださいね!
ではでは、今回はこの辺で♪