お受験、すなわち小学校受験を目指し始めたご家族なら、うわばきの重要性をご存知だと思います。
ペラペラの安いうわばきでは、見た目だけでなく、お子様本人の能力までうまく出せないことになってしまいます。
今回ご紹介するのは、幅広のお子様向けのうわばき。
まずは、お子様本人のお足が幅広なのか、幅狭なのか、足幅チェックをしてみましょう!
お子様 足幅チェック方法
〈 用意するもの:お子様の素足、紙、ペン 〉
必ず平らな場所で、お子さまには立ってもらった状態でやりましょう。足は体重がかかると大きくなります!
① 丁度お子様の足の縦の長さが丁度ピッタリ入る正方形を、実際に足を置いて、その周りに正方形を書いてみましょう。
この時、足の指がしっかり伸びている状態であることを確認しましょう。
② お子様のお足のカカトと人差し指を結んだ線を想像します。
ペンの跡を落とすが面倒でなければ、実際に足に線を描いてみてもいいと思います。
③ ②で想像した線と、①で書いた正方形の縦の辺が平行になるように、正方形の中に足を置きます。
この時、小指を正方形の縦の辺(左足なら左辺に、右足なら右辺に)付けるように立ちます。
④ 足の親指の一番端の位置から、また正方形の縦の辺と平行になるように線を縦に書きます。
⑤ ④で描いた線が、正方形の中でどのぐらいにあるか、で幅の広さを判断します。
足幅チェック 結果発表?
平均的な足(2E相当)の場合=正方形の3/5ぐらい
☞正方形の半分に近い=細い足
☞正方形の4/3以上=広い足
※幅の計測は、厳密には足の足囲(足をぐるっと一周図った長さ)を幅として測定するため、今回の測り方はザックリとした簡単なチェック方法になります。
正しく測定したい方は、シューフィッターのいる靴屋か、測定器のある靴屋に行ってみてください。
お子様のお足が幅広だとわかった方はこのまま読み進めてください。
どんな機能があり、お受験にどう影響するのか、詳しくご紹介していきます。
〔お受験ポイント〕
先生の前で、飛んだり跳ねたりと言った、小学校受験ではよくある一場面ですが、
しっかりと足にフィットした靴を履くことで、動きに違いがうまれます。
こうした理由から、ただただ機能が良い靴ではなく、足に合った靴選びがいかに必要かがわかると思います。
簡単な動作であればあるほど、足に合わない靴が原因でうまく動けなかったり、初動が遅れてしまったり。
そんな原因になってしまいます。
今後の人生を決める、大切なお受験。当日ぶっつけ本番でいつもと同じ靴を履くよりも、
しっかりちゃんとした靴を普段から慣れた状態で、当日に臨みたいですね。
足幅が広い、広めなお子様にオススメしたいのが、こちら!
①アシックス スクスク
〔メリット〕
つま先がラウンド(円形)で幅の広いお子様でも、窮屈に感じずらい設計。
表面で一番消耗しやすいつま先とカカトには、擦れや衝撃への耐久性が高い合成皮革を使用。
メッシュ素材の柔らかさで、運動時の足の踏ん張りや、足幅の広さをカバ―してくれます。
その他擦れの少ない部分については、通気性を重視したメッシュ素材を使用し、
お子様の足を汗による蒸れや臭いから解放してくれる設計になっています。
インソールはこう反発クッションでありながら、
足を外側から包み込むカップインソールになっており、フィットさせることで足を支えてくれます。
インソールは取り外して洗うことができるので、いつでも清潔な状態に保つことができます。
アウトソールは耐久性が高いノンマーキングラバーになっており、ハードな遊びや運動にも底剥がれのしにくい設計に。
〔デメリット〕
幅広甲高の設計になっているので、お足がしっかりした大きなお足の方にはオススメですが、
逆に足が細い、華奢なお足のお子様には、合わせずらい靴に感じるかもしれません。
細いお足の方は、インソール等を使用して、内径を狭めてご使用いただくのがいいかもしれません。
<p value="<amp-fit-text layout="fixed-height" min-font-size="6" max-font-size="72" height="80">②ムーンスター キャロット
〔メリット〕
幅広・甲高さんにオススメなのは、①のアシックスと変わりません。
このキャロットがアシックスと違うのは、ソールです。
スクスクは、ソールが一枚型のラバーソールだったのに対し、
このキャロットはミッドソールのEVA(軽くてクッションが良い)とアウトソールのラバーに分かれています。
つまり、アシックスのスクスクと比べて、クッションが良く、軽くできているのです。
ラバーもカカトと前足部に大きくまんべんなくついているので、グリップ性や耐久性も問題なし!
そして、シュータンと呼ばれるベロの部分がマジックテープに干渉しないように、片方だけ縫い付けられているのです。
このおかげで、シュータンがマジックテープに挟まって、うまくマジックテープが閉まらないという、もどかしさを克服しています!
痒い所に手が届く!いいですね~?
お子様自身もやりやすく、履きやすくなっています。
〔デメリット〕
やはり、幅の細いお子様には合わないところです。
中敷きを入れて履いていただくのが良いかと思います。
また、ソールのラバーは、メリットでも挙げたとおり、しっかりまんべんなくついてはいるものの、
アシックスのスクスクと比べると、少し耐久性が見劣りしてしまうかな…というところ。
しかし、特段滑りやすかったり、耐久性が低いわけではないため、軽さとクッションが向上しているのであれば、申し分ないようにも思います。
しっかり納得できるうわばきを使って、お受験に挑んでみてくださいね♪?