【靴屋の常識1】靴のヒモはしっかり結ぶべし

靴屋だけが知っている、と言っても過言ではないかもしれません。

そのぐらい、靴のヒモを結び直している人の少ないこと少ないこと!

「靴のヒモをしっかり結ばないと、寿命が縮まる」と言っても差し支えないでしょう!

みなさん、靴のヒモは何のためにあると思いますか?

ちょっと考えてみてください。

たいていの人は、「サイズを調節するため」と答えることでしょう。

靴ヒモの機能の一つとして、間違いではありませんが、、、

靴ヒモとは、

「靴の中で、足を靴のカカトに密着させるため」にあるのです!!

靴は、カカトが浮いてしまう状態が一番履きにくく、疲れてしまうと言われています。

カカトが浮く状態を、ウチでは、まるでスリッパをはいているのと同じということで、スリッパ状態と呼んでいます。

スリッパでハイキングに行っている人がいたらどう思いますか?

え!?ってなりますよね。

靴屋からしてみれば、たとえそれがハイキングでなく街中でも、

靴ヒモをユルユルにして、カカトをパカパカさせている人を見ると、

え!?わざわざ疲れる履き方して可哀そうに…知らないんだな…と内心思っています。

皆さんも、

ぜひ靴ヒモは自分のカカトに合うように、しっかりギュッ!と結んで、疲れない足を手に入れましょう♪

ちなみに、ヒモをいくらギュッ!と結んでもカカトが浮いてしまう場合には、そもそもの靴のサイズが合っていないのかもしれません。

そんな場合は、中敷きなどの付属品で靴を足にフィットさせることが必用ですので、ぜひ試してみてください。